晴耕雨読くらいがちょうどいい

適度にはたらき、適度に休むことを重視するブログ

自分に価値をつけるための資格をとる方法(10) -マイルストンとは何ぞや?-





おひさしブリッジ! ながらくおまたせしておりすみません。。
今日は新幹線の中からお送りしております。




さて。
問題集は進みましたでしょうか?
まだの方は無理せず、でも、コツコツ、がんばっていきましょう。


最後までできた方、お疲れさまでした。
そして、おめでとうございます!!
最後までできたら、なんかやったった! な気分になりますよね。
私も一番最初に最後までやった時は、なんか感無量になりました。初めてだったので。




さてさて。前回までのおさらいにもなりますが、


・問題ごとに、自分なりのレベル付け
・正解か不正解か○×で記録する


以上2点、控えてありますか?
この仕込みが最後まで終わっていることが重要になります。




最後までやってみて、全体の姿、自分が得意とする問題、苦手とする問題などが見えてきたと思います。
ここで、「マイルストン」を計画しましょう。




ん? マイルストン??
マイルストンって何ぞや???




そう思いますね。
私もそう思いました。


IT用語辞典 e-Wordsさんによると、


『マイルストン(マイルストーン/Milestone)とは


里程標、一里塚、道しるべ、また、これらの意味から転じて、画期的な出来事、節目といった意味を持つ英単語。原義のマイル標は、道路に1マイルごとに設置される標石・標識のこと。IT分野では、システムやソフトウェアの開発において、重要な節目・区切りとなる工程や行事、発行物などのことを指す。』


とあります。




ん? ようするに、高速道路の脇にある、距離が書いてあるキロポストみたいなものってこと??
ほほー。しらんかった。


というか、私は知人から「ヘンゼルとグレーテル」が帰り道においた石のこと、って聞いたような気がするけど。
まあ、いっか。




ようするに、なにが言いたいかというと。




全体が見えてきたところで、試験までの日数と、自分が重点的に勉強すべきところなどを考慮して、全体的な勉強のスケジュールをたてましょうってことです。


「苦手分野があるので、まずはそこをぎっしりやって、試験が近付いてきたら全体的に解いてみる」
「苦手分野もなにも、全体的にわからないので、まんべんなくやり続けるしかない」


いろいろあると思います。
それから、試験に受かるために、少々ずるいですが、研究もします。
それを考慮して、試験までのスケジュールを決定しましょう。




私が受けた試験は、工学系25問、法律問題15問、それぞれ3分の2がとれれば合格、という出題方法でした。


法律は、文系でしたので、覚えれば何とかなりそうでしたが、工学系ははっきり言って、何のことを言っているのか、さっぱりわかりませんでした。
特に、計算問題なんか、絶対無理でした。
logの計算なんか、無理すぎる。何せ高校の数学は0点だった女だからな!(いばれません)*1


けれども。
工学系の問題の出題傾向を探ると、計算問題は3分の1弱であることがわかりました。
攻略系サイトには、計算問題は必須、と書かれていましたが、逆に言うと、「計算問題以外を1問も落とさなければ合格できる」問題数であることがわかりました。


そうとわかれば、私のマイルストンも自ずと決まりました。


「試験2ヶ月前まではひたすら工学系の問題をときまくる。※ただし、計算問題は捨てる。2ヶ月前から1ヶ月前は、工学問題と法律問題をやる。1ヶ月前からは過去問を繰り返し解いて試験に慣れる」




こういう風に、試験前までにやるべきことを洗い出し、「いついつまでにこれをやる」という目標(通過地点)を決めましょう。
もちろん、自分のキャパシティ以上のつめこみはしないように。
つい細かくなっちゃう人は、思い切ってざっくりにしましょう。
じゃないと、あれもこれもと詰め込んでしまいます。




さて。それでは、各自決めたマイルストンに従って、2周目の問題集に入りましょう。
先に重点的にやる方もいらっしゃるかもしれませんが、次回は私がやった2周目の解き方をご紹介します。


あの「仕込み」の本当の意味が、ようやくわかってくるかと思いますので、お楽しみに♪



*1:でも、工業高校のlogの計算って、値が決まってるらしいよ? それでもわからんかったけどな!