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手帳選びは実物を見つつ、実際に使ってみるべきだ……が、そんなお金をかけられない人のために! オススメ手帳を考えてみた。



こんばんは。
前回2016年版ほぼ確定手帳仕様をさらし、「実際に使ってみて、あわなかったらガンガン浮気しちゃえ」などと書きましたが。

その後、
「独身時代ならガンガン買って、あわなかったら変えてたけど。結婚するとそんな余裕がない。買う前にベストな物を見極めたい」
というツイートを見つけまして。

ま、人間いろんな立場がありますから。
もっともだなぁと思いまして。

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いろんな面から、ちょっと考えてみました。
手帳選びの際に、参考になれば幸いです。

まずは管理用途を明確にする


まず、手帳を使って、なにを管理したいのかを明確にします。
前にも書きましたが、書く内容によって、必要なページが変わってくるからです。

さて。
では、管理する内容って、何なんでしょう。
想定できるシチュエーションを考えてみました。

    • 毎日のスケジュールはほぼ決まっていて、たまに起きる突発的なイベントを管理したい
    • プライベートと仕事の予定を別々に管理したい
    • アポイントや会議の予定がたくさんあり、仕事の予定が時間刻みだ
    • 時間が決まってるわけじゃないけど、仕事でやることを管理したい
    • 数ヶ月~半年のプロジェクトがあり、やることを把握しておきたい
    • 複数の部下を見ることになってしまった……彼らのやることを把握しておきたい
    • 予定を事前にある程度決めておき、その通りにできたか確認したい(試験とか就活とか仕事とか)

ぱっと出るのは、こんなもんでしょうか。

ちなみに、私の管理内容は、
「プライベートと仕事の予定を別々に管理したい」、「時間が決まってるわけじゃないけど、仕事でやることを管理したい」
「数ヶ月~半年のプロジェクトがあり、やることを把握しておきたい」
「予定を事前にある程度決めておき、その通りにできたか確認したい」
です。

学生さん、主婦の方、など……ある程度予定が決まっていて、突発的なイベントを管理されたい方はマンスリーのみがオススメ


初めて手帳を使う人は、マンスリーのみの手帳ってこと、多いんじゃないでしょうか。

私も、高校までは学校から専用のスケジュール帳が配布されて、日々の時間割や持ち物なんかを書いていましたが。
大学生になって、それは自分でやらないといけない、ってなったときに、自分で予定表を買いました。
もちろんこの時使ったのは、マンスリーのみのやつですね。
毎日のコマ割(時間割)は決まっているので、休講予告がある場合に書いたり、単発のバイトの予定を書いたり、サークルの予定を書いたり。

あと、接客業で休みがシフト式だったときも、一覧はコピーで配られるので、プライベートの約束くらいしか書くことがなかったので、マンスリーで間に合ってた。

マンスリーのみの場合、いろんなメモが取れた方がいいかなと思います。
最近はイベントに出かける学生さんも多いでしょうから、イベントチケットの一覧だとか、出納帳みたいなのを、自分メモ的なリフィルを自作するのも楽しいと思います。
その場合は、リング式だと貼りやすいかなあと思います。それか、リングファイル式。
無印の自作マンスリーノートって、まだ売ってるのかなあ……?

プライベートと仕事の予定を別々に管理したい


仕事が変わり、出張が多くなって、タイムカードみたいな物がないため、日々の出勤時間を自分で管理しないといけなくなりました。
そういうときは、マンスリー+マンスリー、もしくはマンスリー+ウィークリーが良いと思います。
マンスリー+ウィークリーを使うなら、マンスリーとウィークリーのページが別になってるタイプのやつのがいいと思います。
一応、業務のことを書くので、独立してた方がプライベートを書くときに見られなくていいし、その逆(仕事中にプライベートの予定を見られなくていい)もあります。

※余談ですが、残業が多い職に就いている方は、日々の出勤時間を控えておくと良いそうですよ。
 自分の字で手帳に控えておいても、証拠になるそうです。

上下で2つのマンスリーがある手帳もありますが、私は断然マンスリー+ウィークリー推しですね。
仕事とプライベートで2冊に分けてもいいんですが、持ち歩くのめんどいし、重い。1冊ならいつでもどっちでも見れますし。
ウィークリーを仕事用にすれば、ちょっとしたToDoリスト代わりにもできます。それは次項以降で詳しく。

アポイントや会議の予定がたくさんあり、仕事の予定が時間刻みだ


営業職や、管理職など、時間刻みで仕事をしている。
予定を立てるときにあらかじめ想定時間を決めておきたい。

こういう場合は、ウィークリー式付き、時間が書き込めるタイプがオススメです。
それも、バーチカル式。
レフト式かバーチカル式かどちらを選ぶかは、好みですが。私はきっちり時間を管理される方にはバーチカル式をオススメしたいです。

営業職さんは「陰山手帳」を使っている方が多いですね。よく見かけます。
ウィークリーページで、1週間の目標、進捗具合、TODOリストがそれぞれ俯瞰できるので、使いやすいと思います。
目標・進捗・結果をしっかり把握されたい方にもオススメ。

時間が決まってるわけじゃないけど、仕事でやることを管理したい


営業職みたいに、何時に誰と会う、みたいな制約があるわけじゃないけど、1週間中にいつ何をやる、みたいなのをざっくりリストにしておきたい。
こういう時は、レフト式がオススメです。

レフト式に時間を書くのではなく、その日のうちにやらないといけないことを箇条書きにしておく。で、できたら、斜線で消す。
たまにある会議なども、時間を添えて書けます。
やることをメインに書くので、バーチカル式ではダメなのです。
ブロック式でもできなくはないですが、レフト式だと右側ページをちょっとしたメモに使えるので、オススメです。
私が今使っている「ほぼ日手帳Weeks」や「ディスカバー手帳(レフト式)」は、それに当たります。

1日1ページ式の手帳をTODOリストみたいに使っている方も見かけますが、1週間を俯瞰できないので……
もし1週間を俯瞰したいなら、「ほぼ日手帳カズン」のように、マンスリー+ウィークリー(バーチカル)+1日1ページとなっているのなら、ありかなと思います。

数ヶ月~半年のプロジェクトがあり、やることを把握しておきたい。もしくは、複数の部下を見ることになってしまった……彼らのやることを把握しておきたい


こういう場合は、ガントチャート式があるものを選びます。
ガントチャートのついている主な手帳は、「ジブン手帳」「高橋手帳(項目別月刊予定表)」「ディスカバー手帳」「陰山手帳」などなど……

元々は生産管理に使われていたらしいですが。
プロジェクトの工程や進捗管理にも使えます。
あと、部下の予定を把握するときも便利。

ざっくりとした進捗管理でいいなら、「ディスカバー手帳」のガントチャートがオススメです。
生産管理とか部下の予定とか、きっちり書きたいなら、「陰山手帳」や「高橋手帳」とかがオススメかなぁ。

予定を事前にある程度決めておき、その通りにできたか確認したい(試験とか就活とか仕事とか)


PDCAサイクル、とゆーらしいですが。

「こういう予定でやってみよう」と計画を立てて。
 ↓
実際に、計画通りにやってみる。
 ↓
できたかどうか反省してみて。
 ↓
反省点を次に生かす。

目標が決まっている人は、こういうのを手帳で管理してみてもいいと思います。
予定用の手帳と、反省用の手帳とを分けてみてもいいと思います。

私は、ほぼ日手帳カズンで、
1)1ヶ月の予定から目標をたててマンスリーページに書く
2)その目標・予定から、1週間やることを俯瞰し時間を割り当ててウィークリーページに書く
3)反省点を1日1ページに書く→修正点を次週に生かす
というやり方でやってました。

今はカズンを使えないので、
1と2をほぼ日Weeks、3をほぼ日オリジナルで割り当てて使っています。

置き手帳で、目標管理だけでいいなら、ほぼ日手帳カズンはとってもオススメなんですけどね。
何しろ、重いから。外には持って歩けません。
なので、ほぼ日手帳カズンを使うなら、持ち歩き用をもう1冊持つか、スマホで入力するか、かなぁ。
ただ、このやり方は、予定を考えたり振り返ったりする時間が必要です。この時間がもてるかどうかで、この手帳の使い方の価値が変わってきます。

目的にあった手帳を選びましょう☆


というわけで。
私が過去に使ってみた用途から想定される使い方別にオススメを書いてみましたが。

結局、何がやりたいかで、オススメが変わってくるし。
好きな人は2冊持てばいいけど、実際100均に売ってるマンスリー1冊で間に合う人もいるしねぇ。

なので、まずは用途を考えてみてください。
あと、持っててテンションがあがるもの。
最近はテーマが決まってる手帳もあるし、カバーだけ別で売ってる手帳もありますので、買うときは実店舗に足を運んでみてください!
本屋さんでしか売ってない手帳もありますし、ロフトやハンズでは手帳コーナーが充実しています。

ホント言うと、一緒に使うペンにもこだわりたいところではあるんですが……
私はまだ理想のペンには出会ってないんですよね……
今のところベストは、無印良品のゲルインキ六角ペン0.25ブルーブラックなんですけど……
ま、これはおいおい。

今日は以上です。
これ以上書くと、好きが暴走して収集つかなくなるぜよ……