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残業「月100時間まで」なんて決めてるけど、本当にそれでいいの??



皆様こんにちは。そろそろ引退したいと毎日願っている社畜です。

 先日、コンピュータが仕事を奪うかもなど書いていた私ですが。

 

blog.amenarayasumu.work

 

 

早いとこベーシックインカムを導入して、労働だけでなくいろんなことで自己実現していける時代が来ればいいなと思っております。


それはそうと。
なんだか巷では、残業時間にいよいよ規制が入るとかなんとか、盛り上がっておりますね。
月100時間残業していた時代がある私さとりとしては、複雑な心境です。

もちろん、亡くなってしまった人がいる以上、規制をしてほしいと想う人が多いのでしょう。
それはわかっています。
死んでしまったら、終わりますもんね。

なんですけど。
「規制」を作り「罰則」を作ってしまうと、弊害が出てしまわないかなとちょっとだけ思っております。

それは、
「サービス残業が増えてしまわないかな?」
ってこと。です。

残業時間の上限規制はこうだ!


ちなみに。
ツイッター上で炎上しまくっていますが。

「繁忙期なら100時間やってもいいのかよ! 死ぬじゃないか!! ふじこ!!!!」

というのは、実は早計らしいです。


今回の労使交渉の内容としては、以下の通りだそうです。

    • 原則としては、残業は「月45時間」まで(これは今まで通り)
    • 繁忙などの理由で上限を超える場合は「年720時間」まで
    • 720時間の枠内であれば、「2〜6ヶ月の平均では80時間」、「1ヶ月では100時間」
    • 月45時間を超える残業は年間6ヶ月まで

ということらしい。
なので、例えば「1ヶ月100時間×10ヶ月がOK!」というわけではなく。
繁忙期でどうしても長時間が続くのは1回だけ、その前後2〜6ヶ月平均は80時間にしないとダメ、しかも45時間超えるのは年に6回まで、という感じですね。

文章で書くと、どうにもわかりにくいですが。


(参考)→日本経済新聞

上限を決めてもらえるのはいいけど……


さて。冒頭の懸念、「サービス残業が増えてしまわないかな?」ってことに戻りますが。

特に、私みたいに仕事ができない人は、時間をかけてやっつけていくしかない。
締め切りがない仕事ならいいですが。
そうも言っていられないのが「仕事」です。

間に合わせるために、残業しなきゃいけない。
でも。残業するなって言われてる。
しょうがないから、タイムカードにはつけずに、サービス残業をこっそりするしかない……ってなことにならないかな、って思ってます。


罰則等があるのかはまだわかりませんが。
もしあるのなら、サービス残業が横行しそうな気がしますね。

法律でがんじがらめに決めてしまうしか、改革はできないのだとしても。
がんじがらめにすることによって、新たな抜け穴などができてしまうと、イタチゴッコな気がします。

36協定を拒否するということもできるらしい


ちなみに。
残業は36協定を結ばないと、することができません。

労働時間は、週に40時間までと決まっていて。
それ以上働く場合(残業をする場合)は、従業員代表と会社が協議し、残業時間について協定を結ぶ必要があります。
(内容については、業務内容などで特例があるため、割愛)

これを逆手にとって、残業をしたくないなら、従業員が結束して、36協定を結ばない、という手もあるわけです。

ま、なんというか、これも形骸化している節があるので、
メールとかで回ってきて、「いいですよ、○○さんを代表にしてください」とかるーく承認したりするわけですが。
もし本当に残業したくないのなら、拒否しなきゃいけないのかもしれませんね……

ブームで終わってほしくはないけど


電通の事件をきっかけに、働き方改革だと、あちこちの企業で時短を協議したり、今回のような規制を作ったり、と色々話題ですが。
ブームで終わってほしくないですね。

今一度、私たちもどうしたらいいのか、考える必要があるかと思います。
そして、働きやすい環境へと移行していけたらいいなと思います。
あなたはどうなればいいと思いますか?


え? 私ですか??
私はもう働きたくないでござるよ、疲れました……

ちなみに、買い物に行ったお店で、何を買うかなかなか決められなかったり。
出張が決まっていてチケットなど予約をしなきゃいけないのに、なかなか腰が上がらなかったりするのは。


末期なんだそうです


(はい、それは私です!!)(オチ)