みなさまこんにちは。バレンタイン近いですね。
そんな私はハイブリッドニート中でございます。
ええと……そろそろ就職活動しなきゃなと思っている今日この頃です。
お金ほしいばい……*1
さて。職業訓練体験記その3です。
いよいよ、試験を受けに行きます。つか、それって要するに、本命の面接に落ちたってことなんですけどね……
↓第1回
出願に必要なものはハローワークで配布してます
申込はハローワークで行います。
提出書類も、ハローワークでもらえます。
私は締切りまでの日数が少なかったので、先日の見学の申込書と一緒に、提出書類ももらっていました。
出願には、以下が必要になります。
- 受講申込書
- 申込にあたっての質問用紙
- 証明写真
- 失業保険受給者資格証
ハロワでもらえたのは、上のふたつでした。
2番目の質問用紙は、都道府県によってはない場合もあるようです。
えっ? 提出書類やりなおし……?? 進みたい方向性をきちんと決めておきましょう!
受講申込書は、名前や申込む学校名やコース名など、必要事項を書くので、そんなに迷わないのですが。
「申込に当たっての質問用紙」というのが、難儀でした……
ハローワーク職員用ってこっそり書いてあったので、県によってはないところもあると思いますが。
これは何かといいますと。
- 何故職業訓練に申し込むのか。
- 今までどういう就職活動をして、どういう結果だったか。
- 職業訓練を受けて、どういうスキルを身につけたいか。
これらを作文にして提出する、というものでした。
(しかも、各項目欄が10行くらいあり、しかもその文章を手書きで書かないといけないというアナログっぷり……パソコン世代にはかなりきつかったです)
そうです。
すでに、戦いは始まっているのです!!!
なので、自分の中で、今までのことやこれからのことをある程度まとめておかないと、申込すらできないという、そんなオチなのです。
でも、そんなこといわれたって、まだぼんやりだし……
って、思うかもしれませんが。
訓練を受けてみて、授業とは別ジャンルの職についてもいいのですから。
「現段階で、こんな風になりたい」という、「絵に描いた餅」を準備する必要があるのです。
もちろん、同じことを職業訓練校の面接でも聞かれますので。
この「絵に描いた餅」を一貫して口にする必要があります。
なので、ある程度信憑性のあるストーリーにしておいた方がいいと思います。
例)
イラストを描くことが得意なので、「Webデザイナー」の求人に対応すべく、「Webデザインコース」の受講を希望している。「Webデザインコース」を受講することにより、デザインに必要なソフトの操作や活用方法を身につけたい。
今まで面接をX社受けたが、未経験のため、思うように結果が出なかった。独学で勉強をすることに限界を感じた。
「Webデザインコース」の授業と、自分でも勉強を続けて、「Web系資格」を取得する。その上で、「Webデザイナー」への就職活動を続けていこうと考えている。
ちなみに、私の場合、ストーリーは完璧だったのですが。
上記の「Webデザイナー」の部分である「目指す職業」の求人が、居住地に1件しかなく。
この「申込に当たっての質問用紙」の、再提出をくらいました……(涙)
ハローワークの職員さん曰く。
税金を使って授業をするものだから、再就職しにくい職業を選ぶのはやめてくれということでした……
なので、いやいや方向性を「たくさん求人が出てる職」に変えました。
そして、面接でもそれを言いました。
ちなみに、未だにまだ1件の方をこっそり狙ってはいますが、やっぱり1件だけあって、なかなか求人が出ないんですよね……
そして。
この提出書類関係、間違えたら「訂正印」がいります……
なので、提出と一緒に印鑑を持って行くことをオススメします。
職業訓練校の受験票が、ない県もあります!
学校への提出は、ハローワークの職員さんが行います。
なので、私たちはハローワークへ出せば終わりです。
私のように、再提出をくらう場合もありますので、早めに出しましょう。
そして。
受験票が届く県と届かない県があります。
届く県の方は、おそらくハローワークの職員さんから注意があると思いますので、よく確認しておいてください。
私は届かない県の人でしたが、ハローワークの職員さんから何も言われなかったので、受験日間近になって、あわててGoogle先生でみんなどうだったか聞いたりしました。
実際は、受験日の朝、受付で名前を言ったらもらえたんですが……
なので、受験票が事前に届くのか、当日朝に渡されるのか。
不安な場合は確認しておいた方がいいと思います。
筆記試験、出題はこんな感じでした
職業訓練校は、コースの期間によって、試験+面接の場合と、面接だけの場合と、書類選考だけの場合とあります。
私の場合は、試験+面接でした。
1日目=筆記試験、2日目=面接(15分)。
まず、筆記試験の方がどんな感じだったか、書こうと思います。
これは私が受けた問題です。
開始時に、2つの問題集が渡されました。
1つは、常識問題。
もう1つは、適正問題。
時間は1つ目が30分、2つ目は、指示に従いながら一緒にやる形式で15分くらいでした。
常識問題は、以下の問題でした。
- 漢字書取など、国語の問題
- 計算問題(小学校程度)
- 図形把握問題(たぶん、建設系だったので)
適正問題は、安全に関する問題でした。これも建設系だったので出ただけだと思います。
右と左で違う部分を探すとか、点結び*2 とか。
あとは、危険予知(いわゆるTBMKYってやつですね)とか。
漢字書取は問題なかったのですが。
正直、計算問題が……
計算は電卓がないとできないさとりさんでしたので。
前日にちょっとだけ、分数と小数のかけ算、わり算を復習しました。
小学生レベルですよ。
ええ、ネットの問題集がぜんぜんできなかったので、当日までどうしようかと思ってました……
学校によっては、ルート計算とかも出るみたいですが。
私はそこまでできませんでした。
ホント、出なくて良かった……
面接はこんな感じでした
筆記と面接が別日になってまして。
筆記試験終了後に、次の日の面接の時間を告げられました。
私は3番目だったので、わりかし早い時間でしたが。
遅い人は昼前とかだったみたいですね。
ネットで見ると、「ぶっちゃけ筆記より面接が重要」とあったので、すごく緊張して行きました。
面接で聞かれたのは、
- 志望動機
- どういったことを学びたいのか
- 今までの求職活動の結果
- 訓練終了時の希望業種
- いつから就職活動を始めるか
- 逆にききたいことはあるか?
こんな感じでした。
これは、どこのコースを受験しても同じなのではないでしょうか。
ほらみたことか。
「申込にあたっての質問用紙」と質問がかぶっていますね。
なので、「絵に描いた餅」を交えつつ、聞かれたことに答えました。
あと、重要なのは、
「いつから就職活動を始めるか」
たぶん、どこでも絶対に聞かれます。これは「入学してすぐに」と答えましょう。
ハローワークの職員さんのお話ではありませんが。
職業訓練校の人も、卒業時の「就職率」が重視されるのです。
なので「求職活動に積極的」な姿勢をアピールするのが、重要です。
あと。当然ですが。
就職活動の一環ですので、スーツで面接に行きましょう!
筆記試験の過去問について
都道府県によっては、過去問をWebに公開したり、パンフレットに載せたりしているところもあります。
ハローワークに問い合わせてみても良いかと思います。
参考までに、いくつか問題を載せておきます。
→書類のダウンロード | 都立職業能力開発センター | TOKYOはたらくネット
→県立高等技術専門校入校を希望される方へ - 岡山県ホームページ(労働雇用政策課)
→転送ページ
上記リンクが切れていた場合は、『職業訓練+過去問+(都道府県名)』で検索してみてください。
私は岡山県の過去問を繰り返し解きました。
前日だけど…(笑)
結果について
受験時に、「X月X日までに郵送で結果を通知します」など、いつ結果が出るかを教えてもらえます。
「届かなかったら連絡ください」と言われますので、もし届かなかったら、連絡しましょう。
私の場合は、受験日からちょうど1週間後に、届きました。
めでたく「合格」していました。
とりあえずは、一安心です。
合格通知と一緒に、入学までに手続きをしておかないといけないことが指示してありますので、よく読んで準備をしておきましょう。
さてさて。
とりあえずは、こんな感じです。
これで、合格までの道は終了ですが。もうちょっとだけ、連載は続きます。
次回は「入所までに、失業保険がはじまっちゃったんですけどォォォォォォ?!」の巻、の予定です。
職業訓練校入所までに起こった出来事を書いていきます。
*1:博多藤四郎
*2:点を数字順になぞってつなげたらクリスマスツリーになる、とか子供の頃やりませんでした?